関東選抜のスガさんとは東京選抜にいる従兄弟の
   応援に行った時に知り合って、まあ色々あって
   邪魔も協力もされたけど従兄弟に呼び出されていったら
   なぜかそこにいたのがスガさんで、告白されてもちろんオッケーして
   そして、今日が幸せいっぱい初デートだ。

   すごい、楽しくてルンルンだったけど。



   「


  
   ん?と視線を上げる。



   「あそこに言ってたアイスありますよ」

   
  
   行きましょう、と微笑む須釜。
   笑顔も物腰も柔らかく、すごい輝いてて、ホント大人びている。


   だからこそ、問題が一つ。

   
   の身長は145センチだということ。

   つまり、首がかなり疲れるとか歩いててもどうみても兄妹だとか
   そういうのも含め、つりあわないのだ。
      


   「みて、あそこ。可愛い」   

   
 
   そばのテラスでお茶をしていた外国人のカップルの
   女性の方がクスクス、と笑った。
   英語で小さくて可愛いわ、と付け足していたのをは知らない。


   ただ、自分が笑われていることを知って、羞恥心から俯いた。
   恥ずかしくって、顔が上げられない。
   どうせ、可愛くもないしチビだしつりあわないしヒールは嫌いだし
   苦いコーヒーよりココアのが好きだもん・・・。
  
  
   俯くの頭上から須釜の声がした。 





   「あ、虹が出てますよ」




  
   え、とが見上げた瞬間、唇が触れた。


   


  




  もっと顔を見せて




  





   よく考えたら雨降った後でもなかったのに、どうして信じちゃったかなあたし。


 

   「やっと顔を上げてくれましたね」
 
   「・・・っ、」

   「下を向いてたら、の可愛い顔がみえないでしょう?」




   にっこりと微笑む須釜に、はただ赤い顔を隠すしかなかった。